今、教育を学んでいるすべての人へ
はじめまして。
私は、ALL教育フェスタ代表の小保内太紀です。
大学で教育を学び、教育について考える一人の大学生です。
このブログは、「教育」を学ぶ全ての人へ宛てたメッセージです。
ぜひ一読していただければと思います。
あなたが教育を学ぼうと思ったのは、なぜでしたか。
学校の先生になりたいから。
教育問題に関心があったから。
休み時間、隣の子に数学を教えたあと「ありがとう」があったから。
恩師との出会いがあったから。
教育を学ぶ学生には、みなそれぞれに、「じぶん」と「教育」との接点となる大切な出会いがあったはずです。
片や、現状の教育に目を向けてみましょう。
就職氷河期に苦しめられる若者
生きづらさを抱えたマイノリティ
解決の遠いいじめ問題
グローバル化社会への対応
大学受験の抜本的改革
ゆとり VS 脱ゆとり
大きな負担を強いられる教師
などなど、たくさんの難問、論争が存在することがわかります。
教育にかかわる問題が、簡単に解決できないことには、理由があります。
教育というのは、受け手も送り手も多様。
「私にとっての答え」が「あなたにとっても答え」であるとは限らない。
対立する者同士がいがみ合うだけでは、「よい教育」は生まれるはずがないのです。
「私だけの答え」「あなただけの答え」を越えて、「私たちの答え」を見つけ出さねばならないのです。
だからこそ、僕は提案します。
異なる過去を持ち、異なる価値観を持つ者同士が、同じ現実について「対話」するところから、未来の「よい教育」を考えてみませんか。
何のルールもない、規則もない、しがらみもない中で、たくさんの、多様な人たちが混じり合う。
お互いのことを語る。教育のことを語る。現実を語る。理想を語る。
そこから生まれたものを、大切に育てていく。
そんな自由な対話の場を設計したい、という思いで運営されている、教育系合宿イベント。それが、「教育フェスタ」です。
毎回、遠方からも多数の参加者が訪れ、学部・学科の枠や、大学生・社会人の枠を超え、「教育」というキーワード一つのもと、多様な人たちによる対話が行われています。
今、教育を学んでいるすべての人へ。
普段の大学での学びや、日常生活に、物足りなさを感じていませんか。
ふだん出会わないような他者との出会い、対話が欲しい。
毎日の生活を繰り返すだけでは得られないような、刺激が欲しい。
そんな風に感じていませんか。
私は、そんな人たちのために、そして、そう感じている自分自身のために、この「教育フェスタ」を企画・運営しています。
そして、私たちが目指すのは、「教育フェスタ」の先にある学びです。
イベントの非日常を経て、日常の学びをより深く、確かなものにしていく。語り合いを通して、新たに自己を見つめ直し、よりよく生きていくための土台にしていく。
感動というのは、たいていの場合、持続しません。持続するのは、刺激によって生まれた思考、生き方です。「教育」を学ぶたくさんの学生にとって「教育フェスタ」がきっかけとなれば、という思いで、私たちはこのイベントの準備をしています。
当日、皆様にお会いできることを楽しみにしています。
文責:小保内太紀(ALL教育フェスタ代表 京都大学教育学部3年)
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ALL関西教育フェスタ'14
~刺激は思考より、ずっと正直だ~
《日時》:2014年11月22日~11月23日
遠方の方もご参加いただけるタイムスケジュールにいたします。
《場所》:大阪府立少年自然の家
《内容》:ゲストによる講演・ワークショップ
教育産業で活躍されるビジネスパーソンの分科会
現役小学校教員の方の分科会
学生ゲストによる分科会
自由対話の時間
《規模》:150人程度
《参加費》:学生8500円 社会人12000円
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・facebookページはこちら
・申し込みやお問い合わせはこちら
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追記
もし参加に至らないとしても、私の思想に共感していただけるならば、ぜひこの記事をシェアしていただけないでしょうか。
一人でも多くの、教育を学び、考えている学生に、このメッセージを届けたいのです。
どうぞよろしくお願いいたします。