今、教育を学んでいるすべての人へ
ALL教育フェスタ代表の小保内です。前回のブログ記事は述べ4000人を超える方に目を通していただきました。本当にありがとうございます。
今回の記事では、「教育フェスタ」という「教育のお祭り」に、私がどんな「期待」を込めているのか、言葉に表そうと思います。
まず、少しだけ自分自身の話をさせてください。
私は、小さいころから新しいことを知ることが大好きでした。
私は、小さいころから人と話すことが大好きでした。
私にとっての「学び」の原型は、テレビを見ながら、あるいは風景を見ながら、浮かんだ素朴な疑問を親にぶつけてみる、ということだったように思います。
私の親は、すぐに答えを出すことはしませんでした。
「どうして雲は浮かんでいるの?」
「なんでだろうね。」
「どうして同じ漢字でも、二つ読み方があったりするの?」
「なんでだろうね。」
自分の中で浮かんだ「じぶんの問」について、何度も繰り返し思い出しては悩み、考え、答えを出そうとする、そんな体験から、私は学ぶことの楽しみを覚えました。
しかし、成長するにつれて、自分ひとりで考えても答えに辿り着けない「問」に出会うことが、だんだん多くなりました。
自分の持っている知識・経験では、とても理解できない、解釈できないような問題に直面したとき、私は無力です。
そんな時、わからないものは、わからない。そう開き直ってしまうことは簡単です。
でも、そんな時、「他者の力」を借りることで、人は「学び合う・教え合う」形で、より深い、より広い学習をすることができます。
「他者の力」を借りる方法は、対話であってもいい、読書であってもいい、映画を観ることであってもいい。
そこに「他者との関わり合い」があるとき、人は、私は、自分ひとりの無力さを打ち破ることができるのです。
「自分ひとり」では答えることのできない「じぶんの問」を抱えている人は、きっと私だけじゃないはず。
「じぶんの問」を「私たちの問」に出来る場、それが教育フェスタ。
「他者との関わり合い」に溢れた、「自分ひとり」の限界を打ち破る、学びあいの場。
切実に他者を求める個人によって構成される、交響体。
私はそんな場を作りたく、「教育フェスタ」を運営しています。
「教育フェスタ」は、できるだけ多くの他者と関わりあえる場となるよう、「祭り」の形を取っています。
「運」よく他者と関わり合う。
そこに、「縁」が生まれる。
「縁」は、やがて「恩」になる。
そんなダイナミックで豊な人間関係やコミュニティが生まれる場となることを、私は期待して、「教育フェスタ」を運営しています。
文責:小保内太紀(ALL教育フェスタ代表)
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ALL関西教育フェスタ'14
~刺激は思考より、ずっと正直だ~
《日時》:2014年11月22日~11月23日
遠方の方もご参加いただけるタイムスケジュールにいたします。
《場所》:大阪府立少年自然の家
《内容》:ゲストによる講演・ワークショップ
教育産業で活躍されるビジネスパーソンの分科会
現役小学校教員の方の分科会
学生ゲストによる分科会
自由対話の時間
《規模》:150人程度
《参加費》:学生8500円 社会人12000円
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イベント詳細ページはこちら
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追記
もし参加に至らないとしても、私の思想に共感していただけるならば、ぜひこの記事をシェアしていただけないでしょうか。
一人でも多くの、教育を学び、考えている学生に、このメッセージを届けたいのです。
どうぞよろしくお願いいたします。